早産軽減に提案
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スペインの医師らのチームが、ある安価な医療機器によって一部のリスクをもつ女性において早産の数を劇的に減らすことができると主張しているそうです。
妊娠において、34週目までの早産は、ホスト側(母体)の健康上の問題と結びつけて考えられています。
The Lancet誌に発表されたこの研究では、「子宮頸部ペッサリー」(cervical pessary)を用いることでリスク集団におけるその割合が低下したことが示されています。とはいえこの医師らは、この技術が通常において使われるようになる前にもっと研究が必要であると語っています。
この研究著者らによると、毎年1300万人の赤ちゃんが早産で生まれています。試験の中で医師らは、子宮頸部(子宮の下の方の一部)が25mmより短い女性たちについて考察を行いました。これらの妊娠中の女性は、早産のリスクが高めだと考えられています。
超音波スキャンを用いて、妊娠の18~22週において子宮頸部が計測されました。この試験に参加した11,875人の女性のうち、その長さが25mm以下だったのは726人でした。これらの女性のうち半数は、子宮頸部に挿入する形でペッサリー(シリコンの小さなリング)を付けていたそうです。
ペッサリーのない女性グループでは、早産だったのは27%でした。一方で、ペッサリーを付けていたグループでは6%でした。
Vall d’Hebron病院の研究者のひとりであるMaria Goya氏は、ペッサリーの装着は値段的にも手の届く方法で、非侵襲で、取り付け・取り外しも簡単にできる、と述べています。
この研究では、ペッサリーは、リスク集団において早産を防ぐのに信頼ができる選択肢であると結論づけているとのことです。
Royal College of Obstetricians and Gynaecologistsの広報であるExeter大学のSteve Thornton教授も、この違いに驚きを表明しつつ、効果の実証などさらなる研究の必要性を語っています。
(情報源)
2012年4月3日、BBC.co.uk, “Cheap device ‘reduces premature births’”
http://www.bbc.co.uk/news/health-17583731
テーマ:研究動向
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