就業中に転職活動をするのと、離職してから転職活動するのでは、どちらが有利ですか?

コーディネーター
工藤 智恵子
どちらが有利ということは特にありません。情報収集をしっかり行っていれば、1~2か月で転職できますので、退職日が明確になってからでも遅くないですよ。
就業中に転職活動をする際に、気を付けること
■退職日を明確にする
就業中に転職活動をする場合は、退職日を明確にしましょう。退職が決定しないうちに転職活動をして内定が出たものの、現在の職場を辞められない状況になってしまった、ということはよくある話です。この場合、事業所は採用を決めていますので、慌てて別の方を採用するということがあります。結果的に、志望していた事業所の採用枠がなくなり、再度転職活動をせざるを得なくなります。そのため、就業中は情報収集やご自身の条件の整理を中心に行い、実際の応募や面接などは退職日が明確になってから行う方が望ましいでしょう。
■離職後の支出を把握しておく
離職してから新しい職場での勤務を開始するまでの期間が空いてしまう場合、それまで職場の給与から天引きされていたものをご自身で支払わなくてはならないことがあります。国民保険や年金などがこれに当たります。通常の生活費の他、思わぬ支出がありますので事前にきちんと把握しておきましょう。
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